「新屋衆」×「ash=灰、痕跡」
新屋唯一の造り酒屋「秋田酒造株式会社」からご提供いただいた酒粕を一度炭化させてガラスに溶融。色ガラスの中でも発色が難しいとされる灰色が誕生しました。
ガラス内に一部異物のようなものが見られることがありますが、炭の燃焼時に生じる泡や成分の溶け残りです。酒粕の名残としてお楽しみください。
~あらやっしゅグレーができるまで~
①酒粕を干して乾燥させる
②大型の炉で乾燥させる
③大型の炉でさらに熱し、炭化させる
④炭化した酒粕
⑤ガラスの原材料と溶融させて完成!
新屋ガラス工房のオリジナルカラー#001「あらやっしゅグレー」の酒器セット「GECO&JOGO(げこアンドじょうご)」です。
外見は同じ形状に見えますが、ガラスの特性を活かし、GECOは底に厚みを持たせ容量を少なめした下戸さん向け、JOGOはできるだけ薄くてたっぷりの容量にした上戸さん向け。どちらも遠慮なく酒席を楽しみましょう!という思いからデザインされました。
「秋田酒造株式会社」からご提供いただいた酒粕を炭化させ、溶けたガラスに混ぜ込み発色させたグレーの色は、冬の日本海を彷彿とさせます。限られた期間しか制作することのできないこの特別なガラスの酒器は数量限定。毎年3月開催の「お酒を楽しむ器展」からその年の販売が始まります。